ラーメン店44杯目 らあめん花月嵐『戦国武将らあめん 前田利家』

らあめん花月嵐

尖った旨味と芳醇な風味の迫力食感

<茶々丸>
 今月も毎度お馴染み、らあめん花月嵐の期間限定ラーメンが出てたんですが、何やかんやあってすっかり忘れてました(汗)。

蓮華
<蓮華>
 今月は『戦国武将らあめん』シリーズ第3弾。徳川家康、伊達政宗に続いて今回もご当地の味噌を使った味噌ラーメンです。

<茶々丸>
 前は2年続けて11月発売でしたが、この冬は少しズレて1月になりましたね。前田利家といえば大河ドラマ「利家とまつ」を思い出す……いやポスターのイラストの雰囲気でいうと「天地人」の直江兼続(妻夫木聡)と「功名が辻」の千代(仲間由紀恵)っぽいけど(笑)。

らあめん花月嵐『戦国武将らあめん 前田利家』

蓮華
<蓮華>
 それでは本日の一杯、らあめん花月嵐『戦国武将らあめん 前田利家』です。

<茶々丸>
 いやもう凄い迫力ですね。味噌の尖った旨味が喉にガツガツ突き刺さって、同時にフワッと醸造感のある芳醇な風味も立ち上ってきます。擦り下ろしの生姜も加えるとさらに喉に染み入って、体が芯から温まります。味噌によく合う太麺の歯応えも十分で、スープの迫力に負けていません。これはパワーで圧倒される美味さだ……!

蓮華
<蓮華>
 今回使用の「加賀味噌」は、加賀百万石の前田利家の時代に軍需品として盛んに作られるようになりました。今回のラーメンでは田舎味噌の「豆粒味噌」と、豆粒味噌をさらに三年間熟成させた「三年味噌」の合わせ味噌です。

<茶々丸>
 「豆粒味噌」というくらいなので、ラーメンのスープの中にも結構味噌の豆粒がそのまんま何個も見つかります。この辺が田舎味噌らしい素朴な野趣を感じるというか。元が軍用のため、長期保存に適した長期熟成により塩分の多い辛口が主流とのことで、あー確かに喉に突き刺さってくるのも納得です。

蓮華
<蓮華>
 具はチャーシューにナルト、もやし、ネギ、それと目玉は輪の形をした「車麸」と小粒な「おてまり麩」です。

<茶々丸>
 2種類の麩にスープが染み込んだのを食べるとこれまた絶品。味噌のスープも強力な味だけどグイグイ飲み干しそうになるくらいの勢いだったし、今回はホントこのシリーズで一番ハマりましたね。この冬また何度か食べておきたい。

満足度:A+(もう二、三度食べたい)

発売日:2020年1月8日
価格:780円(税込)

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