衝撃の柔らか麺と究極の醤油スープ
<蓮華>
今月の『らあめん花月嵐』期間限定ラーメンは有名店コラボ。ついに、あの日本を代表する超人気店『飯田商店』が登場しました。
<茶々丸>
「ついにあの有名店が」みたいな言葉、次回作ラーメンの予告でもしょっちゅう使われてますけど、今回は本当にとうとう来たかという感じです。カップ麺もこのブログでは過去3度登場して全て満足度S、セブンプレミアム『らぁ麺 飯田商店 醤油拉麺』とか「これほどの高レベルがレギュラー商品でいいのか」というくらいの美味さでした。
<蓮華>
『飯田商店』は神奈川県湯河原町に2010年オープンした有名店です。出汁は厳選した鶏と水のみにこだわった、王道の醤油ラーメンが看板。TRYラーメン大賞は4年連続大賞受賞でついに殿堂入りを果たしました。
<蓮華>
それでは本日の一杯、らあめん花月嵐『しょうゆらぁ麺 飯田商店』です。
<茶々丸>
まず着丼して、初対面の第一印象は「油が凄い」でした(汗)。油が熱にフタをして湯気が全く立たず、レンゲですくってみても怖ろしいほどの油のテカり具合。この油をくぐり抜けた麺は、確かに強調される通りの「麺とスープの一体感」ありますね。濃厚な鶏の旨味と芳醇な醤油がクリアな食感にまとまって、もうこれどうしたらいいの(汗)。
<蓮華>
今回の大きな特徴として、麺が非常に柔らかく茹でられているということですね。
<茶々丸>
最初はビックリしましたね。美味い麺は弾力があってコシが強いという固定観念ありましたから、最初は「店員さんが失敗して茹ですぎたのか!?」と思って(汗)。でもこの飯田商店はギリギリまでしっかり柔らかく茹でることで、小麦の甘みと粘り気を引き出し、それが最もスープにマッチするという。麺の食感の強さよりも、前述の通り「麺とスープの一体感」を大事にしたわけですね。
<蓮華>
具はチャーシュー2枚にメンマ、ネギです。
<茶々丸>
チャーシューがまた上品に美味いんですよね。しっとりした食感に適度な脂。ネギもただの付け合わせじゃないですよ、凄い歯触り良くてビックリしました。
<蓮華>
管理人さん、先月の『戦国武将らあめん 明智光秀』970円は「豪華で美味いけど値段に見合った満足感かどうかは……」みたいなこと言ってましたけど……今回ついにこのブログ史上最高1100円来ちゃいましたけど、どうですか?
<茶々丸>
いや正直、1100円でもなお「これで採算取れるの?」って心配になるほどの高級感でしたね(汗)。カップ麺で食べた時は、カップ麺の常識の範疇で最高峰の味でしたが、今回こうやってラーメンの常識を超えた味に「ああ、これはカップ麺ではどうやっても再現しきれない……」と思い知らされました。
満足度:S(何度でも食べたい)
発売日:2020年12月2日
価格:1100円(税込)