こってり濃厚でクセになる珠玉の鶏白湯
<蓮華>
らあめん花月嵐、今月の期間限定ラーメンは有名店コラボで信州ラーメンの鶏白湯です。
<茶々丸>
長野県はあんまり有名なご当地ラーメンないんですよねぇ。信州ラーメンといえば日清『麺NIPPON』シリーズでも取り上げられた、信州味噌を使った味噌ラーメンというイメージがありましたけど……。
<蓮華>
『気むずかし家』は長野県で「信州ラーメンのカリスマ」と呼ばれる有名店。まだ「鶏白湯」というジャンルが知られていなかった頃から提供し続け、全国に広めた「元祖・鶏白湯」と言われます。
<茶々丸>
まぁ言ってしまえば豚骨と同じように、鶏を白濁するまで煮込んだスープということになるわけですが……これを最初の頃にお店で出してた人は確かに凄いですね。絶対「これはラーメンなの?」とか思われてたでしょうから(汗)
<蓮華>
それでは本日の一杯、らあめん花月嵐『気むずかし家』です。
<茶々丸>
お店で食べる鶏白湯は久し振りですが……これは本当に本格的というか、もう圧倒される迫力ですね。油断するとすぐに表面に膜が張り、食べた後の口周りがベタつくほどのこってり感。鶏の旨味を限界まで詰め込んだような濃厚さ。それでいてクドさはなく舌に馴染み、後味も軽い。一口でハマって最後まで持っていかれる美味さですね。
<蓮華>
後はやはり一番インパクトあるのが黒っぽい麺ですね。パンフによれば黒米粉と焙煎小麦をブレンドさせた特製専用麺ということですが。
<茶々丸>
ラーメンではあまり今まで食べたことない食感です。普段食べてるラーメンのようなプツッと歯切れの良いタイプではなく、少しモッチリ感というか粘りというか、クセになる独特の歯触りが印象に残ります。蕎麦なんかでも小麦粉少なくて蕎麦粉の割合が多いのだと、似たような食感になりますよね。
<蓮華>
具には炭焼き燻しチャーシュー。
<茶々丸>
これがまたメチャクチャ美味い。わりと薄切りなのに噛み応えと脂の乗りが抜群。ちょっと高いけど次は肉増しの「チャーシューメン」いっちゃおうかな。
満足度:A+(もう二、三度食べたい)
発売日:2019年6月5日
価格:780円(税込)