ラーメン店7杯目 らあめん花月嵐『飛騨高山中華そば 麺屋和香葉』

初めてでも「懐かしい」味

蓮華
<蓮華>
 毎月恒例、『らあめん花月嵐』の期間限定ラーメン。今月は岐阜県の「高山ラーメン」が登場です。

<茶々丸>
 最近では映画『君の名は。』に登場したことで知られますね。ご当地ラーメンの中でも数少ない戦前からの古い歴史を持ち、地元では「そば」といえば中華そばを指すというくらいのラーメンどころなんだとか。私の故郷・函館の塩ラーメンも全国屈指の歴史があるので、ちょっと共感しますよ(笑)。

蓮華
<蓮華>
 基本は正統派の醤油ラーメンですが、スープとタレを一緒の鍋で作るというのが全国でも珍しい特徴。新横浜ラーメン博物館が紹介する主要13のご当地ラーメンにも入っています。

<茶々丸>
 ……が、他の有名ご当地に比べるとかなりマイナーというか、知名度は低いですよね。カップ麺でも、それこそ『君の名は。』のタイアップ商品を除けば、ここ15年間ほとんど発売されたのを見た記憶がないです。お店で食べるのも今回が初めてで、なかなかに未知の世界です。

らあめん花月嵐『飛騨高山中華そば 麺屋和香葉』

蓮華
<蓮華>
 それでは本日の一杯、らあめん花月嵐『飛騨高山中華そば 麺屋和香葉』です。

<茶々丸>
 見た目は非常にシンプルな「THE中華そば」という趣。しかしこのスープは鶏ガラ醤油をベースに、煮干しの出汁がかなり強く出てるのが特徴的です。パッと見は地味ですが、ボヤけた味ではないですよ。

蓮華
<蓮華>
 あと麺が非常に細い縮れ麺なのも特徴ですね。正統派の醤油ラーメンといえば、喜多方ラーメンに代表される東北~北関東はモチモチした太麺が多いけど。

<茶々丸>
 高山では「そば」といえば「中華そば」を指すそうですけど、確かにこの「魚介出汁」と「細麺」はそばを思わせる食感ですね。初めて食べる味なのに、どこか懐かしさを覚えてしまうような。これは毎日でも食べられる味です。

満足度:A(もう一度食べたい)

発売日:2018年2月7日
価格:750円(税込)

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