あっさりでもコクのある塩スープにふのり麺の風味
<蓮華>
今回はラーメン店です。「らあめん花月嵐」と「餃子の王将」以外のラーメンは実に3年ぶりになります。
<茶々丸>
先日ようやく3年ぶりに函館に帰りまして、「このチャンスに何としても函館のラーメン食べねば!」ってことで、短い滞在時間の合間を縫って2軒食べに行きました。
<蓮華>
そんなとこだけ抜け目ないんだから……。
<茶々丸>
真っ先に向かったのは「一文字」です。このブログでもちょうど5年前に上げたんですけど、やはり私が函館で一番好きなお店で、このコロナ禍ずっと「一文字の塩ラーメンが食べたい……!」と思い続けて、ようやく久々に食べれて感激でしたね。
<蓮華>
食べたのは前と同じ『塩らーめん』ですか。このブログ用に気を利かせて別のメニュー食べなかったんですか。
<茶々丸>
今回はとにかく思い出の味を最優先しました。『チャッチャ系正油らーめん』とか『えびわんたん麺』とかも凄い美味くて好きなんですけど、やはり函館はまず塩ですから。
<蓮華>
というわけで前置きが長くなりましたが、今回ブログでご紹介するのは『新函館ラーメン マメさん』です。
<茶々丸>
これも函館にいた頃は何度も食べた、思い出の味ですね。15年くらい前から食べてるかな。このブログでは2020年に生麺、2021年にカップ麺で食べました。
<蓮華>
『マメさん』は元々昭和時代に屋台で営業していたお店で、その後地元函館の製麺会社「岡田製麺」の協力で函館駅前に店舗を構えます。1985年に一度閉店しますが、2000年から2011年まで新横浜ラーメン博物館の誘致で限定出店として復活。その後2013年に函館で再オープンしました。
<蓮華>
それでは本日の一杯、新函館ラーメン マメさん『マメさん塩ラーメン ふのり麺』です。
<茶々丸>
これも久々に食べましたが、昔を思い出して感動の美味さでしたね。塩スープは鶏メインで、函館らしく透明感のある淡麗だけど、コクもある飽きさせない味。焦がし背脂が特徴的で香ばしさとコクを増して、伝統の懐かしさの中にも新しさを感じさせてくれます。
<蓮華>
具はチャーシュー、麩、メンマ、ネギです。
<茶々丸>
そして麺も良いですね。柔らかいけどしなやかで張りのあるストレート細麺。ふのり麺は麺にふのりが練り込んであって、スープだけでなく麺も噛むごとに旨味風味が出てくるのが大好きです。普通の麺よりちょっとお高いですけど、私は断然ふのり麺を食べますね。
満足度:S(何度でも食べたい)
住所:北海道函館市宝来町22-6
価格:780円(税込)