<茶々丸>
今日もブログは2回更新ですが、カップ麺のご紹介は1杯で、もう1回はちょっと私事の話をさせてもらいます。
<蓮華>
何ですか急に。初めてのパターンじゃないですか。
<茶々丸>
カップ麺フリーク19年目、通算1000種類以上食べてきたんですけども、未だかつて経験のない大失敗をやらかしまして。
<蓮華>
カップ麺で何か失敗できるような要素あります?
<茶々丸>
明日ご紹介する商品なんですけど、先日マルちゃんの『本気盛 スパイシー赤味噌』を食べようとしまして。『本気盛』ってタテ型カップの中でも特にボリューム感凄くて、麺がギッチリ密集してるじゃないですか。
<蓮華>
そりゃもう、このブログでも何度もご紹介してますけど、業界屈指の食べ応えが自慢のシリーズですからね。
<茶々丸>
んで特にタテ型って、内側の線までお湯を注いでも、フタ開けたらかなりスープ少なくなってたりするじゃないですか。
<蓮華>
どんぶり型と違ってタテ型の場合、麺が容器を中間でカポッと塞ぐような状態になりますから、麺の上からお湯を注ぐと麺の隙間に一度でお湯が入り切らなくて、それが後から気泡としてボコボコ浮いて来るんですよね。
<茶々丸>
だからいつも、お湯はなるべく隙間に染み込ませるようにゆっくり入れてるんですけど……今回はお湯入れてすぐ、あっという間に内側の線まで達したんですね。「何かいつもよりお湯少ないような気がするけど……大丈夫? でももうこれ以上入れたら溢れるし……」と、不安になりつつもフタを閉じたんですが。
<蓮華>
嫌な予感がしてきましたねぇ。
<茶々丸>
んで5分経ってフタを開けたら、「あれ? 麺が浮いてきてないぞ?」と。
<蓮華>
普通、麺はお湯を注ぐと浮いてくるんですよね。特にタテ型、それもボリュームたっぷりの『本気盛』ともなると、浮き上がった麺がフタにくっつくほどで。
<茶々丸>
そして、5分経ったのにまだ「ポコ……ポコ……」と泡が出続けている。おかしいなと思いながら麺をほぐそうとすると……ガツッと固いまま(汗)。
<蓮華>
えっ、まさか湯戻しできてない……?
<茶々丸>
これは何かヤバいことになってるぞと、箸を突っ込んで強引にほぐして押し込むと、「ゴボゴボゴボーッ……!」
<茶々丸>
御覧の有様です(泣)。
<蓮華>
お湯が全然ない!? 麺も塊のまま……そりゃそうか、お湯が足りないんだもの!
<茶々丸>
つまり何が起きたかというと、開封する前のどこかのタイミングで、何かの拍子に麺が容器の奥に「ギュウッ!」と強く捻じ込まれて、隙間をほとんど塞いでしまってたんですね。そうすると当然お湯はほとんど入らなくなってしまうという……。
<蓮華>
そういえば初代カップヌードルの開発でも、麺を容器にどう入れるかがネックになったって聞きましたね。ギュウギュウに詰まってしまうと湯戻しできない。人の力だと調節できるけど、機械だと加減が難しい……そこで「麺の上から容器を被せてひっくり返す」という方法が生まれたとか。
<茶々丸>
そんな歴史の話も思い出すような大失敗でした(泣)。今後はタテカップ、特に『本気盛』はフタ開ける前に横に振って、麺がガッチリ詰まっちゃってないか確認してから開けようと思います(汗)。
<蓮華>
改めて買って実食した『本気盛 スパイシー赤味噌』は、明日ご紹介予定です。