唯一無二の芳醇味噌
＜蓮華＞
今日は２回更新、続きましても『Japanese Soba Noodles 蔦』。今回は過去の限定味がカップ麺で復刻しました。
＜茶々丸＞
ありがたい限りですねぇ。あの究極のバランスを誇った醤油ラーメンが、ベースの味が濃い味噌ラーメンでどう変わるのか。
＜蓮華＞
それでは本日の一杯、『蔦 味噌の陣』です。
＜茶々丸＞
凄い、こんな味噌ラーメン食べたことない。まず驚いたのが麺。「どんな高級タイプの商品でも、タテ型カップだとフライ麺になっちゃうもんなー」と思ってましたけど……特にマルちゃんの麺は「生麺ゆでてうまいまま製法」以外あんまり信用してないし（汗）。
＜蓮華＞
おい！ まぁ確かにタテ型だとノンフライ麺とか繊細な食感の麺は少ないですけどね。マルちゃんだと『本気盛』シリーズとかガッツリ縮れ太麺だし。
＜茶々丸＞
それが今回、フライ麺なのに縮れのほとんどないキレイなストレートで、しなやかでつるみのある細麺。味噌といえばパワフルなスープに負けないような太麺というのが定番なのに。ここがまず斬新ですね。
＜蓮華＞
同じマルちゃんの『大盛！ 札幌系コーン味噌ラーメン』で麺が細いことにブツクサ言ってたのとは大違いだ。
＜茶々丸＞
スープも、コクも旨味も強力なのに、一口ごとに自然と舌に馴染んでズブズブ深みにハマっていく感じ。前回のトリュフに代わって、ポルチーニの風味もこれまた凄い芳醇。
＜蓮華＞
例によってポルチーニも実際食べたことないんですよね？ 『金色不如帰』の時に言ってましたから。
＜茶々丸＞
しかしこれまた、「濃厚味噌なのにこってりしてないのは不思議だな」と思って原材料表記を見たら……味噌ラーメンに定番の豚脂もポークエキスもなし、とにかく豚を全く使ってないんですね。これも驚きました。なるほど鶏や魚介中心だから、こってり感がない醤油ラーメンのように自然にハマれる味か。でも鶏脂だけでここまで強いコクを出すのも凄いですけど。
満足度：Ｓ（何度でも食べたい）
メーカー：東洋水産（セブンアンドアイ限定）
発売日：2018年
価格：198円（税別）