コクと旨味と酸辣が絡み合う中華風
<蓮華>
今回は酸辣湯麺の有名店商品です。
<茶々丸>
私は辛口苦手なんですけど、その中で数少ない好物なのが酸辣湯麺です。もちろん辛さが程々であるのが大前提ですが(汗)。
<蓮華>
『揚州商人』は1988年に創業、現在首都圏に30店舗以上を展開するチェーン店です。店名は創業者の祖父が中国の揚州出身だったことにちなみ、中国料理の味を取り入れた「中国ラーメン」を掲げています。
<茶々丸>
考えてみればラーメンって一応ジャンルとしては「中華」ですけど、中国の味のラーメンって全く知らないですよね。元々は中国から伝わったタンメンが原型ですけど、昭和の初めに醤油ラーメンが誕生して以来、ほぼ日本独自に進化した料理になってますんで。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『中国ラーメン揚州商人監修 スーラータンメン』です。
<茶々丸>
まずラー油のキレのある辛さと、喉に突き刺さる胡椒の辛さ、これらがガッチリと尾を引きますね(汗)。食べ始めはそんなでもないけど、徐々に確実に辛さが蓄積していきます。
<蓮華>
最近は「ガッツリ辛いけど尾を引かない」みたいなパターンも多かったけど、今回は真逆だね。
<茶々丸>
しかしその辛さに耐えてでも、ガツガツ食らいつきたい美味さですねぇ。だいぶトロッととろみがかったスープに豚のコクと旨味がみっちり。黒酢の酸味もしっかりきいてます。そしてゴマ油の香ばしさ。これも個人的にかなり好みで、これがあると俄然中華の風味が増します。
<蓮華>
かやくは玉子、肉そぼろ、シイタケ、ネギです。
<茶々丸>
フライ麺は表面に張りのあるタイプ。いやはや今回は本当に美味かったですね。これだけ辛くても飲み干したくなる魔性の美味さ(汗)。今まで食べてきた歴代の酸辣湯麺の中でもかなり上位に来てます。
満足度:A+(もう二、三度食べたい)
メーカー:サンヨー食品
発売日:2023年3月13日
価格:245円(税別)