燃えて痺れて重厚なコク
<蓮華>
お手頃価格で本格中華の『中華三昧』シリーズから、今回は「麻辣火鍋麺」。カップ麺と袋麺で同時発売しました。
<茶々丸>
相変わらずこの季節は辛口ラッシュなんですが……辛口の中でも特に麻辣火鍋は苦手ですね。酷い目に遭った記憶しかないです(汗)。
<蓮華>
アンタそれ台湾ラーメンの時もトムヤムクンの時も言ってなかった?
<茶々丸>
そしてまた、メーカーで言うと激辛は明星が特にキツいというのも分かってきましたね(汗)。明星は無骨で職人気質な商品が多くて好きなんですけど、その分だけ辛口にも手加減ってものがなかなか……同じシリーズで『中華三昧 重慶飯店 麻婆麺』とかも慣れるまで相当キツかったですから……。
<蓮華>
『重慶飯店』は横浜中華街で1959年に創業した四川料理の老舗です。中華街に3店舗の他、麻布のプレミアム店からワンコインのカジュアル店まで様々な業態で展開しています。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻辣火鍋麺』です。
<茶々丸>
最初の一口、「あれっ、思ったより辛くない?」と思いましたが、これが罠でした。念入りにカップの底まで混ぜると、赤く染まった麺が掘り起こされます。しっかり麺に辛さが馴染んでからが本番ですね。燃える辛さと痺れる辛さが同時に襲い掛かって、喉はズタズタです(汗)。
<蓮華>
辛さ以外の味はどうですか。
<茶々丸>
牛脂と豚脂をダブルで使ってるので、ズシッと重厚感ありますね。こってりというのともまた違って。さすがさっき言ったように混ざりにくいだけあって、濃厚でコクが凄いです。これは辛さに耐えてでも食べたくなる味。
<蓮華>
かやくは鶏だんご、ポテト、チンゲン菜、ニラです。
<茶々丸>
麺はノンフライですが、見た目はフライ麺を思わせるような、つるみも弾力もそんなにないタイプ。ですが食べ進めるにつれて、しなやかな歯応えが真価を発揮します。
満足度:B+(かなり美味い)
メーカー:明星食品
発売日:2020年8月10日
価格:223円(税別)