香ばし醤油とごぼうの風味の繊細なバランス
<茶々丸>
昨日は普通にブログ更新したと思って完全に忘れてました(汗)。体調不良でも多忙でもなく単純ミスです……。
<蓮華>
今回は幻の名店商品です。かつて一風堂の河原成美がプロデュースを手掛けた『麺翁 百福亭』が復活しました。
<茶々丸>
あー、インスタントラーメンの父である故・安藤百福氏を偲んで作られたという……
<蓮華>
いや当時はバリバリ生きてましたから! むしろ亡くなってから閉店しましたから!
<茶々丸>
亡くなったのは2007年で、何と96歳。毎日インスタントラーメン食べての大往生ですから、カップ麺マニアの私も勇気をもらえますね! いや「お前現にいつも体調不良のクセに何言ってんだ」って話ではありますけど……(汗)。
<蓮華>
改めて『麺翁 百福亭』は、2003年から2008年まで営業していたお店です。「インスタントラーメンの父・安藤百福氏がもしラーメン店を開いたら、どんなラーメンを作っただろうか」をコンセプトに、インスタントラーメン発祥の地とされる日清の大阪府池田市でオープンしました。
<蓮華>
それでは本日の一杯、『一風堂 幻の名店 麺翁 百福亭』です。
<茶々丸>
これは実に美味いし、なかなか面白い味ですね。醤油スープは見た目オーソドックスですが、特製香油がきいた油のコクも強め。みっちり凝縮された鶏の旨味に焦がし醤油の香ばしさもプラス。そこへ今回最大の特徴であるごぼうの香り。確かにきんぴらか豚汁のようなごぼうの風味がしっかり立ち上って、どこか野趣をも感じさせるような……。
<蓮華>
かやくにもローストごぼう。さらに大粒の鶏団子にネギにフライドオニオンで、これもひとクセきいてますね。
<茶々丸>
麺は弾力のあるノンフライ麺。お湯を入れてもなかなか浮いてこない密度と質量感で(汗)、醤油スープによく合う歯触りです。
満足度:A(もう一度食べたい)
メーカー:日清食品(セブンアンドアイ限定)
発売日:2019年3月18日
価格:198円(税別)