鶏豚魚介が絶妙な旭川ラーメンの逸品
＜蓮華＞
先週は辛口カップ麺４連続でお疲れ様でした。今週の新商品が来るまでは、またレギュラー商品の開拓になりますか？
＜茶々丸＞
そうですね、最近は火曜か水曜あたりからカップ麺の新商品を取り上げて、終わったら翌週分が来るまでレギュラー商品というパターンが定着してきてましたが……この辺でもう少し幅を広げたいということで、今回は袋麺です。
＜蓮華＞
そんなわけで、今回取り上げるのは北海道のメーカー「藤原製麺」です。
＜茶々丸＞
少し前に実家から仕送りでラーメンが送られてきましてね。ゆうパックの、多分カタログギフトみたいなやつだと思うんですけど、藤原製麺の北海道の有名店ラーメン詰め合わせ。結構種類があるので、今後しばらく不定期でご紹介していきたいと思います。
＜蓮華＞
藤原製麺は北海道旭川市の製麺メーカー。1948年に創業してラーメン店や学校給食など業務用の麺を手掛け、家庭用にも地元旭川ラーメンをはじめとした生麺や乾麺を発売しています。永谷園の「煮込みラーメン」シリーズの製造協力も行い、現在は永谷園グループの子会社になっています。
＜茶々丸＞
菊水などとともに北海道を代表するメーカーですね。生麺ではセブンプレミアムゴールド『すみれ 札幌濃厚味噌』なども製造してます。
＜蓮華＞
今回最初に取り上げるのは『青葉』。1947年に屋台から創業し、現在の旭川ラーメンのスタイルを広めた草分け的存在の一つです。1997年から98年まで新横浜ラーメン博物館にも出店しました。
＜蓮華＞
それでは本日の一杯、『旭川らぅめん青葉しょうゆ味』です。
＜茶々丸＞
いやもう最高に美味いですね。やはり旭川ラーメンといえば動物系と魚介系のＷスープ。パッケージにもある通り鶏豚と魚介の絶妙なバランスがたまらない。醤油ラーメンですが口当たりは結構こってりで、わりと豚骨醤油に近いくらいに濃厚です。それでいてガチの豚骨ラーメンよりは食感が軽いので、これは飲み干す飲み干す（笑）。
＜蓮華＞
スープにラードを使うのも旭川ラーメンの特徴の一つですよね。札幌同様、寒冷地の冬でスープが冷めにくいようにという工夫で。
＜茶々丸＞
乾燥麺もしっかりコシの強い歯応えで、満足感高いですね。
満足度：Ａ＋（もう二、三度食べたい）
メーカー：藤原製麺
価格：175円（税別）